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化学療法中止後もLong SDを継続している上行結腸癌同時性切除不能肝転移の1 例
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JPY
Abstract
症例は73 歳,女性。体重減少を主訴に受診され,精査で上行結腸癌および同時性肝転移と診断された。肝転移巣は単発であったが内側区域から前区域にかけて最大径9 cm を超える大きさであり,左,中,右すべての肝静脈と密に接していたため初回切除不能と判断した。肝転移に対しては化学療法の方針とし,原発巣の切除後にmFOLFOX6+bevacizumabによる化学療法を開始した。化学療法により肝転移の縮小を得たが,15 コース目でoxaliplatinによるアレルギーが起こり,以後はoxaliplatinを中止した。32 コース終了時もRECIST 基準でSDであったが,患者側の事情により化学療法を終了することになった。化学療法終了後も肝転移の増大および新規病変の出現は認めず,化学療法を開始して5 年,化学療法を中止して3 年が経過した現在も化学療法を再開していない。
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/content/article/0385-0684/47020/271