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外科切除を含めた集学的治療が有効であった腹膜播種を伴う胃GIST の1 例
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JPY
Abstract
切除不能・再発GIST に対してはTKI による治療が標準である。TKI 使用後の転移病巣の切除はPFS の延長が報告されているが,OSへの影響は明らかではない。TKI に加え二度の局所切除が有効であった腹膜播種を伴う胃GIST を経験したので報告する。症例は70 歳台,男性。腹膜播種を伴う胃GISTに対しイマチニブによる化学療法を開始したが,間質性肺炎を発症したためイマチニブを中止した。播種は単発で画像上根治切除可能と判断し,間質性肺炎改善後に手術を施行した。術後2 か月からスニチニブを導入したが,術後32か月目に腹膜播種再発を認め,レゴラフェニブに変更した。レゴラフェニブにより腫瘍は縮小したが,導入後16 か月にGrade 3 の蛋白尿を認めたため中止を余儀なくされると腫瘍も再増大を来した。再発病変は1 病変のみで根治切除可能と判断し,切除を行った。術後はレゴラフェニブを減量し再開しており,再手術後9 か月現在,無再発生存中である。
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/content/article/0385-0684/47020/334