No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
胃癌患者の化学療法に伴う倦怠感に対するL-カルニチンの有用性の検討
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
目的:癌患者において抗癌剤の影響による体内カルニチン濃度の低下が報告され,倦怠感の要因の一つと考えられている。今回,進行胃癌の化学療法に伴う倦怠感に対するL-カルニチンの有用性を検証した。対象・方法: 2013 年12 月~2018年12月に化学療法施行予定の未治療進行胃癌17 例を登録し,前向きのランダム化比較試験を行った(UMIN000012141)。1例は初回化学療法のアレルギーのため中止した。主要評価項目はBrief Fatigue Inventory(BFI)とし,L-カルニチン投与群(C群7例)と無治療群(N群9例)で比較検討した。結果:血中カルニチン濃度はC 群で有意に上昇を認めた。BFIはN群でC 群に比べて上昇傾向を認めたが,群間差は認めなかった。結語:胃癌患者の化学療法に伴う倦怠感に対するL-カルニチンの投与は,倦怠感の改善における有用性を得られなかった。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/47030/490