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肝転移を有する直腸カルチノイド術後9 年目の肝再発治療中に発見された悪性リンパ腫の1例
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JPY
Abstract
症例は70 歳,女性。主訴は便潜血陽性。精査の上,直腸癌と診断した。低位前方切除術ならびにD3郭清を施行した。carcinoid,se,ly2,v0,n1 であった。約2 か月後,多発肝転移と診断した。肝動脈化学塞栓療法(TACE)を計3 回施行し,残存する肝転移を約1 年7か月目に切除した。その後,初回手術から約8 年9か月目に再び多発肝転移を起こし,短期大量肝動注療法(day 1〜3,5〜7に 5-FU 1 g/day持続動注)を施行した。1 回の治療でCR に近いPR となった。しかしその後のPET-CT 検査にて肝外転移が指摘された。急激に増大したためリンパ節再発として開腹摘出した。病理組織学的結果は,びまん性大細胞型B 細胞リンパ腫であった。現在,肝動注療法とR-THP-COP 療法の併用によりIL-2R も正常化し,肝転移も1 年間CR を保っている。
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/content/article/0385-0684/47040/709