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JPY
Abstract
口腔白板症は,口腔粘膜の前癌病変のなかで,発生頻度と悪性化率が高く注意を要する疾患である。また,若年者が口腔癌に罹患した場合,腫瘍の活動性が活発なため進行が早く予後不良との報告も多い。今回,臨床的に舌白板症の診断の下,手術加療予定の経過観察中の早期に悪性化を来した,比較的若年の症例を経験したので報告する。症例は47歳,男性。左舌縁部の違和感を主訴に来院した。初診時,白板症の臨床診断の下,患者の強い希望もあり切除術前提での経過観察とした。再診時に臨床的に悪性化を認めたため,舌部分切除術を施行した。その後,頸部リンパ節後発転移を認め,頸部リンパ節郭清術ならびに術後放射線化学療法を施行した。現在,術後約3 年が経過するが,再発や転移を認めず経過良好である。
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/content/article/0385-0684/47130/1820