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右眼瞼周囲皮膚腫脹を契機に発見された乳腺浸潤性小葉癌の1 例
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JPY
Abstract
症例は54 歳,女性。初診2 年前から右眼瞼周囲皮膚腫脹が徐々に増悪し,当院皮膚科で眼瞼皮膚生検を2 回行うも確定診断に至らなかった。初診後2 か月で右前胸部腫脹が出現し,右腋窩・右鎖骨下・右大胸筋小胸筋間にリンパ節腫大を認め,乳癌による転移が疑われたため当科紹介となった。乳腺超音波検査の結果,右乳房CD 領域に2 cm 大の乳癌を疑う低エコー域を認めた。当科での精査および3 回目の眼瞼皮膚生検の結果より,右乳腺浸潤性小葉癌の眼瞼皮膚転移,右腋窩・右鎖骨下リンパ節転移,右背部皮下転移,T2N3M1,Stage Ⅳと診断した。ER 陽性,PgR 陰性,HER2 陰性,Ki‒67 低発現であり,レトロゾールの内服を開始した。現在もSD を維持しており,QOL が低下することなく治療を継続している。
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/content/article/0385-0684/47130/1988