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RFA 治療後の穿刺経路再発に対して外科的切除を施行した肝細胞癌の1 例
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JPY
Abstract
症例は82 歳,女性。肝S2 に肝細胞癌(hepatocellular carcinoma: HCC)を認め,2 年6 か月前に経皮的ラジオ波焼灼術(radiofrequency ablation: RFA)を施行した。1 か月前の造影CT で,RFA 穿刺経路に一致する上腹部正中の腹壁に濃染する約20 mm の腫瘤が出現した。その他,肝内を含め再発所見を認めず穿刺経路再発と診断し,手術を施行した。腫瘍摘出に加えて,穿刺経路である腹直筋および後鞘もsurgical margin を取って切除した。病理組織学的検査では高分化型HCCと診断された。術後S3,S4 に再発を認めるも,いずれも経カテーテル動脈塞栓術を施行し,術後1 年9 か月現在無再発生存中である。HCC のRFA 治療後の穿刺経路再発に対する外科的切除は有効な治療選択肢の一つであると考えられた。
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/content/article/0385-0684/47130/2110