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乳癌術後補助内分泌療法中に治療関連二次悪性腫瘍として発症した慢性骨髄性白血病
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JPY
Abstract
今後,乳癌において新規の化学療法,放射線療法によりさらなる長期生存例の増加が期待される一方,二次癌を含む重複癌の増加が予想される。二次癌発症時の治療方針,あるいは二次癌治療中に一次癌が再発した際の治療方針の決定法など不明なことが多い。症例: 患者は54 歳,女性。T4bN1M0,Stage ⅢB のホルモン陽性HER2 陰性進行乳癌症例。術前化学療法としてFEC 3 コース,ドセタキセル4 コースを施行後,右胸筋温存乳房切除および腋窩リンパ節郭清を施行した。術後放射線照射およびアナストロゾールを2.5 年間投与していた。2011 年6 月に白血球増多(31︐300 /μL)が出現し,骨髄穿刺にて慢性骨髄性白血病(CML)と診断した。同月よりイマチニブにて分子遺伝学的に深い奏効を維持していたが,2015 年6月MRI にて乳癌仙骨転移再発と診断した。その後,イマチニブを併用しながら乳癌再発治療を継続できた。乳癌術後補助化学療法および放射線療法施行後に二次悪性腫瘍として発症したCML を経験したため報告する。
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