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乳房再建,出産後に多臓器転移を来した BRCA1 遺伝子変異陽性再発乳癌の 1 例
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JPY
Abstract
症例は 31 歳,女性。主訴は左乳房腫瘤。既往歴,家族歴ともに特記事項なし。上記主訴のため精査加療目的に当科を紹介受診し,左乳癌(cT1cN0M0,cStage Ⅰ,triple negative type)の診断となり,Lt. Bp+SN を施行した。最終病期は術前と同様であったが,BRCA 遺伝子検査で BRCA1 遺伝子変異陽性が認められた。術後補助化学療法(epirubicin,cyclo_x0002_phosphamide,paclitaxel)投与,温存乳房切除,tissue expander 挿入,silicone implant による乳房再建術がそれぞれ施行された。初回手術の 1 年 10 か月後に自然妊娠が判明し,2 年 6 か月で自然分娩となった。初回手術より 2 年 11 か月後に頭痛,めまい,食事摂取困難を訴え,造影 CT にて脳転移,肺転移,肝転移,骨転移が発覚した。グリセオール,ステロイド投与,全脳照射により脳浮腫症状改善を得て,その後 olaparib 開始となった。現在も PR を保持したまま加療継続している。
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/content/article/0385-0684/48130/1840