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東北次世代がんプロ養成プランの成果,課題と今後の展望
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JPY
Abstract
東北大学が基幹大学として山形大学,福島県立医科大学,新潟大学と協力して応募し採択された「東北次世代がんプロ養成プラン」は,文部科学省の補助金を得て5 年間にわたり実施された。4 大学間連携による大学院教育を基盤として,東北地方のがん医療従事者の養成が行われた。教育基盤として,(1)腫瘍専門医養成コース,(2)医師以外のメディカルスタッフのためのがん医療専門職養成コース,(3)がん専門インテンシブ研修コースの3 コース内に合計57 コースを設置した。独自のe‒ラーニング(東北大学インターネットスクール)による4 大学独自の大学院講義システムから各大学連携病院での専門別実習まで,専門資格取得に必要な教育カリキュラムを実現した。5 年間で腫瘍専門医養成コースには56 名(目標達成率36.8%),医師以外のメディカルスタッフのためのがん医療専門職養成コースには49 名(目標達成率69.0%),がん専門インテンシブ研修コース各コースには延べ4,554 名の受講者があり,地域がん医療水準の向上に貢献した。小児・AYA世代のがんやがんゲノム医療など新しいがん医療分野への対策のため,今後もこの地域におけるがん医療従事者の養成は必要である。
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