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「7 大学連携個別化がん医療実践者養成プラン」の成果
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JPY
Abstract
近年,わが国のがん医療には多様化する新たなニーズや課題への対応が求められている。これらのなかで,ゲノム医療の実用化,希少がんおよび小児がん対策,異なるライフステージのがん患者に生じる特有の課題への対応などが解決すべき喫緊の課題とされる。本プランの目的は,大阪府,兵庫県に位置する国公私立7大学9学部の医学,看護学,薬学,遺伝カウンセリング学系大学院研究科が相互連携し,がん医療における多様な新ニーズに対応した個別化医療を実践できる多職種のがん専門医療人を養成することである。目的達成のために,三つのタスクフォース(TF)を立ち上げ,これらの課題に対して取り組んだ。TF1「ゲノム・サイエンス」では,ゲノム医療を実装し連携大学間および産学官共同研究を推進した。TF2「教育イノベーション」では,個別化医療を実現するための革新的な教育プログラムの開発を促進した。TF3「マルチパートナーシップ・アライアンス」では,地域医療機関,自治体・公的機関,がんサバイバーを含む患者会,NPO 法人などとの連携・支援体制を強化し,緩和ケアの推進にも注力した。各TF が実働的に連携することによって,患者中心の個別化医療を実践できる多職種のがん専門医療人を養成することができた。
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/content/article/0385-0684/49060/632