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術前補助化学療法を行った筋層浸潤性膀胱癌における腫瘍微小免疫環境の解析
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JPY
Abstract
筋層浸潤性膀胱癌における術前補助化学療法(neoadjuvant chemotherapy: NAC)は各種ガイドラインにおいてもその有効性が報告されているが,腫瘍微小免疫環境と臨床効果の関連性にはまだ不明な点が多い。今回われわれは,筋層浸潤性膀胱癌に対してNAC を行った症例に対し,蛍光多重免疫染色法を用いた腫瘍微小免疫環境の解析を行った。治療前の膀胱癌検体における腫瘍微小環境内の各免疫担当細胞を蛍光多重免疫染色法により解析したところ,腫瘍浸潤性CD8+ T 細胞とCD204 +細胞がNAC に対する効果予測因子となり,CD204 +細胞はこれらの患者において予後不良因子となることが明らかとなり,腫瘍微小免疫環境が筋層浸潤性膀胱癌におけるNAC のバイオマーカーとなる可能性が示唆された。
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