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乳癌放射線照射野内に発生した二次癌と考えられた小細胞肺癌の1 例
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JPY
Abstract
症例は72 歳,女性。20XX-4 年3 月に左浸潤性乳管癌に対して,左乳房部分切除術とその後の放射線療法(50 Gy/25 Fr)およびホルモン療法が施行された。20 XX 年7 月,術後フォローアップで施行された胸部CT 検査にて左肺舌区胸膜直下に帯状に分布する腫瘤影,同側肺門・縦隔リンパ節の腫大を指摘され当科紹介となった。左肺舌区胸膜直下の浸潤影に対してCT ガイド下肺生検を施行し,小細胞癌と診断した。全身精査で遠隔転移は認めなかった。乳癌術後の放射線照射野と今回の腫瘍の分布が重なっていることから放射線治療は施行せず,同年8 月にcarboplatin+etoposide+atezolizumab を開始した。放射線治療開始から発癌まで約4 年5 か月と潜伏期間が比較的短いが,病理組織像は異なり,乳癌術後の照射野内に腫瘍が発生していることから放射線誘発癌の可能性が考えられた。
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/content/article/0385-0684/49120/1361