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当科におけるロボット支援下直腸切除術の短期および長期成績
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JPY
Abstract
背景: 当院は2006 年に本邦でダヴィンチを初導入し,当科では2009 年に院内倫理審査委員会の承認を経て2010 年よりロボット支援下直腸癌手術を施行している。2021 年は50 例以上を施行し,これまでに165 例を経験してきた。本邦では直腸癌に対して2018 年に保険収載となったため,長期成績(5 年)をだせる施設は少ない。当科におけるロボット支援下直腸癌手術の長期・短期成績を報告する。方法: 対象は短期(2010~2021 年)165 例,長期(2010~2016 年)49 例とした。直腸癌に対してロボット支援下直腸根治切除術を施行した症例である。解析は後方視的解析で,生存分析にはKaplan‒Meier曲線を使用した。結果: 短期成績をTable 1 にまとめた。長期成績は5 年全生存率90.8%,5 年無再発生存率90.6%,5 年累積局所再発率7.3%,5 年累積遠隔転移率9.4%。結語: 2018 年のロボット直腸切除術保険収載に伴って,腹腔鏡下手術からロボット支援下手術が主流となったが,特にその長期成績についての本邦の報告はまだ少ない。当科ではロボット直腸手術開始から11 年経過し,短期および長期成績は概して受容可能であった。
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