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JPY
Abstract
胆汁うっ滞は胆汁の流出または生成の障害により,通常胆汁中に排出される物質の血中濃度の上昇をきたす。胆汁うっ滞疾患である原発性胆汁性肝硬変症(PBC)や原発性硬化性胆管炎(PSC)などの患者血清コレステロール値が増加することが知られている。その機序に関しては胆汁中コレステロールの大循環への逆流と考えられており,われわれは PBC,PSC 患者の胆管細胞あるいは肝細胞間の tight junctionの破綻を形態学的に確認し報告した1)。しかし胆汁うつ帯時の高コレステロール血症出現の機序は本変化のみではない可能性がある。そこでさらに胆汁うっ滞時における高コレステロール血症のメカニズムについて,コレステロールのトランスポーターである ABCA1 の肝細胞における動態について培養肝細胞,胆汁うっ滞ラットと PBC 患者の肝臓を用いて検討した。なお本稿は口演抄録である。
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/content/article/0386-3603/38121/137