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18.シトリン発現抑制による代謝能と酸化レドックスの変化
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JPY
Abstract
シトリン欠損症は新生児肝内胆汁うっ滞(NICCD)の後,代償期を経て,高アンモニア血症を伴う意識障害として成人型シトルリン血症Ⅱ型(CTLN 2)を発症する。責任遺伝子は 7q21.3 に位置する Citrin(SLC25A13)で,ミトコンドリア膜上に位置する aspartate-glutamate carrier である。ヘテロ保因者は東アジアで 65 人に 1 人とされる。本症の発症予防には食事療法が肝要であるが,一方で,代償期にあっても,同疾患の肝組織は非アルコール性脂肪性肝炎を呈し,さらに,肝細胞癌の合併がときに認められる。今回われわれは新たな治療法の開発を念頭に,細胞モデルを用いて,シトリン欠損症の病態の解明を試み,結果を第 18 回肝病態生理研究会(ホテルメトロポリタン山形)において発表したので,口演抄録として掲載する。
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/content/article/0386-3603/38121/169