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一流誌にアクセプトされる医学論文執筆のポイント[第5回]考察の書き方
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JPY
Abstract
考察Discussionは,得られた結果の意味合いを解釈し,著者の結論を記載するセクションである。考察はサブセクションを設けずに記載されることが多いが,Annals of Internal Medicine(Ann Intern Med)がその投稿規定で考察の構造化を推奨してから1),医学論文の執筆に関する指針や教科書も構造化した考察を推奨するようになり2~5),最近では考察にサブセクションを設ける論文が増えている。これらの指針や教科書が提案する構造を表1に示す。項目数は若干異なるものの,いずれも提案している内容はほぼ同一である。すなわち,以下の順序で考察を記載するのが現在の標準となっている。①主要な結果を簡潔に要約する。②なぜそのような結果が得られたのか,考えうる機序を説明する。③ 得られた結果を関連する研究の結果と比較する。④研究の限界に言及する。⑤得られた結果の医学的な意味を述べ,追加すべき研究があれば,その内容を示す。以下では,この順序に従って考察を記載する際の留意点を解説する。
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/content/article/0386-3603/39020/165