No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
目標と計画に基づく臨床試験のデータレビュー手法―薬事戦略で治療の選択を充実させるために
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
2016 年9 月1 日現在,厚生労働省は101 種類の先進医療制度を設けている。将来の保険適用に向けて品質のよいデータ収集を効率的に行う必要がある。とくに,データレビューは被験者の人権保護や安全性保持の重要な役割を果たす。2015 年6 月11 日にStep 2 として発表されたHCH‒E6(R2)では,リスクに基づくアプローチが記載されており,RBM に基づいたデータレビューも注目されている。データレビューツールの候補として,本学内にて学術や研究,教育支援活動で利用可能であったJMP(R) Pro 12のGUI の仕様調査と動作確認を行った。確認結果は,GUI 操作のみで変数名やラベル名に関係なくキーを指定してデータ結合が可能,かつ可視化された図表が動的にデータにリンクできることを確認した。さらに,統計学の基本的な手法やスクリプトも利用できた。ただし,SAS データのユーザー指定フォーマット値は通常のデータの読み込みであると表示にフォーマット値が反映されなく,SAS(R) 環境なしではJMP(R) Pro 12 でSAS プログラムを実行することはできなかった。まとめにあたり,JMP(R) Pro 12 は,解析実施結果の検収試験やデータレビューに有効な手段の一つであると判断した。【利益相反】東京大学医学部附属病院がSAS(R) 9.4とJMP(R)Pro 12 のライセンス費用を支払っており,公開すべき利益相反に該当する事項はない。
Full text loading...
/content/article/0386-3603/44100/1413