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再生医療,遺伝情報改変技術等の臨床応用等における倫理的配慮について
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JPY
Abstract
再生医療や,ゲノム編集技術など遺伝情報改変技術等の臨床応用に関しては,従来の治療法開発にみられる倫理的課題にくわえて,それぞれの特性に鑑みた課題が検討されている。再生医療に関しては,たとえば細胞の由来にまつわる問題や,その細胞の持つ能力や可能性にかかわる新たな倫理的課題が示されており,研究が進捗するにつれて,倫理的課題は複雑さを増しているともいえる。遺伝子治療に関しては,ゲノム編集技術など遺伝情報改変技術等の飛躍的な向上が新たな治療の可能性を高めるとともに,その技術を人の生殖系列細胞に応用することへの次世代に受けつがれ得る倫理的な懸念に関する議論が続いている。遺伝子治療の概要等については当シンポジウムにおける専門の先生方に委ねるとして,本稿では,再生医療の概要と特性を概観したうえで再生医療における倫理的課題を示し,さらにゲノム編集技術をヒト受精胚に応用して臨床試験を実施したケースをもとにその倫理的課題について検討したい。
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/content/article/0386-3603/49110/1815