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JPY
Abstract
肥満は遺伝因子と環境因子の複雑な相互作用により発症する代表的な多因子疾患であり,他の生活習慣病と同様に分子レベルのアプローチが困難である。従来,肥満は美容上の問題として取り上げられることも多く,肥満は単に過食や運動不足により発症すると考えられがちであったが,1994 年末に遺伝性肥満 ob/ob マウスの原因遺伝子としてレプチンが発見されて以来,生体のエネルギー代謝調節の分子機構の理解が急速に進み,肥満の成因として遺伝因子と環境因子を分けて考えることができるようになってきた。本稿では,肥満感受性,すなわち肥満体質における遺伝因子と環境因子のうち,最近注目されている話題について概説する。
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/content/article/0386-8109/41070/675