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JPY
Abstract
●症候性では50%以上,無症候性では60%以上の内頸動脈狭窄症例(→ p.18)が適応です.●全身麻酔での手術のため,呼吸器および循環器系の合併の有無に十分注意しておく必要があります.循環器系の合併症は30%との報告もあります.●術後の最大の合併症は脳梗塞ですが,とくに危険な合併症は,過灌流症候群です.その予防のためには,術後数日間の厳格な血圧管理が必要です.●頸部の手術のため,術後にのどの違和感を訴えることが多いです.時に嚥下機能が障害されることがありますので,医師と改訂水飲みテストもしくは反復唾液嚥下テストを行ったあとに,嚥下機能に問題がないと判断されれば,食事が許可されます.●抗血小板薬は術前休薬しないため(2 剤服用の場合は1 剤に減量することが多い),皮下ドレーンは2 日間留置します.●過度な頸部の動きを避けるため,術翌日までは砂嚢を両側に置いて頸部の運動を制限し,術翌日の安静解除後約1 週間はソフトネックカラーにて頸部の運動を制限します.
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/content/article/0910-8459/30040/374