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眼窩内腫瘍への経頭蓋的到達手術のバリエーションと工夫
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JPY
Abstract
眼窩内腫瘍の手術を経験することは比較的まれであり,本疾患になじみの少ない若い脳外科医にとっては外科的治療法の選択に躊躇する対象のひとつと思われる.経頭蓋法のみをとってみても,前頭側頭開頭に眼窩縁,頬骨弓除去の併用,あるいは側方到達法(lateral approach)等のバリエーションがある.また,最近ではless invasivesurgery の観点から,経眼球結膜法,経眼瞼法,あるいはその併用,内視鏡的経副鼻腔到達法など,他科との協力のもとに行われる経頭蓋以外の方法が報告される3,4). 一方,眼窩内進展を伴う症例のごとく頭蓋内腫瘍摘出の延長として眼窩内到達手技が必要な症例も少なくない.したがって,眼窩内病変に対する経頭蓋的手術手技をマスターすることは不可欠である.以前,本誌に眼窩内腫瘍に対する手術総論を中心に述べたので1),今回は,初心者向けにアプローチの選択とやや深部に位置する眼窩内腫瘍に対する実践的経頭蓋眼窩到達法の手術手技に重点をおいて解説したい.
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/content/article/0917-1495/19070/754