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JPY
Abstract
スチール症候群とは、シャント作製により吻合部から末梢の動脈血流が障害される病態をいいます。動脈血がシャント吻合部から静脈に多く流入するため、動脈血がシャントに盗まれる(盗む= steal)という意味からこの名称がつきました。この病態ではシャント吻合部より末梢が虚血となり、チアノーゼと疼痛が生じ、早めの対処が必要となります1)。 スチール症候群には急性と慢性のものがあります。急性の場合は、シャント手術後1 〜 2 時間で症状が出現し、病状も急速に進行するため、緊急の対処が必要です。慢性の場合は、動脈硬化性の病態が進行することで症状が出現することが多くあります2)。
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/content/article/1341-1489/15100/1018