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JPY
Abstract
ケアを行う際には,親を重要なパートナーとして位置付け,信頼関係を築く.看護師は家族のニーズを見極め,医師と共に必要な情報を提供し,正確で偏りのない情報を適切な方法で家族と共有し,家族の判断や選択を尊重する必要がある.すなわち,家族がケアの実施や意思決定に参加できるよう権限を与え,選択を尊重し,それをサポートするファミリー・センタード・ケアの考えが基本にあるからである. このほど,専門医らを中心としたワーキンググループにより,合意形成のプロセスを重視した「カンガルーケア・ガイドライン」がまとめられた.ガイドラインでは,全身状態が落ち着いた低出生体重児に対するカンガルーケアと集中治療下にある児に対する一時的なカンガルーケアは,信頼性の高い科学的根拠が十分に確立していないため,家族への情報提供を十分に行い,直接のケアの時間内だけでなく前後数時間を含めて安全面に最大限の配慮を行うこと1)を前提条件としている.家族を含めたチームで必要性や目的を話し合い,共通認識し,形だけのカンガルーケアにならないよう,環境づくりから始めることが大切である
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/content/article/1341-4577/22090/905