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がん看護
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ガイドラインを受けた取り組み⑥：専門看護師，認定看護師としての調整
JPY
View Affiliations
株式会社南江堂
Abstract
当院では2011 年から抗がん薬の曝露対策に取り組み始めた．がん看護の委員会を中心にマニュアルを作成し，周知や教育活動を行ったが，曝露に対する医療者の認識は低く，対策の根本は個人ではなく，組織全体の動機づけが何より重要であることを知った．『がん薬物療法における曝露対策合同ガイドライン』では，ヒエラルキーの上層から曝露対策に取り組むべきことが示されている1）．なかでも，エンジニアリングコントロール，作業実践を含む組織管理的コントロールでは，さまざまな職種が協働し，施設の現状をふまえた体制を整えることが不可欠である．看護師は職種間の調整役を担う重要な役割を果たす．そこで本稿では，これまでの取り組みとガイドラインを受けた取り組みとして，専門看護師，認定看護師の調整について紹介する．
