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ACP をどう実践するか②:組織のなかにACP を浸透させる~チーム医療の実践の観点から~
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JPY
Abstract
がん治療を考える上で,患者・家族が厳しい現実を受け止め,限りある時間をどのように生きたいか医療者は患者・家族とともに考えていくことが重要である.がん診療ではいかに患者が治療と生活をマッチさせるかが重要となるが,希望と現実のギャップから臨床の場ではさまざまな葛藤が生じている.ACP とは「将来に備えて,今後の治療・療養についてあらかじめ話し合うプロセス」であり,患者自身が「何を大切にし,どう生きたいか」を医療者・家族とともに考え,ギャップを埋めていくことが重要である.それを創り出すためにチーム力の高い組織が必要である.チーム医療の中でACP を継続的に実践していくためには言語化し,システム化する必要がある.ACP は1 人で実践するものではなく,チームで取り組む課題である.本稿では他職種や病院全体を巻き込みながら,組織のなかにACP を浸透させていくポイント,推進力,困難について解説する.
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