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JPY
Abstract
免疫チェックポイント阻害薬の種類にかかわらず,皮膚障害はもっとも頻繁にみられる症状の1 つである.斑丘疹,紅斑,丘疹膿疱性,あるいは蕁麻疹様とさまざまな皮膚障害があらわれる.免疫チェックポイント阻害薬特有の皮膚障害としては,メラノサイトに対する免疫反応であると考えられる肝斑・白斑(Vitiligo)(図1)がみられることがある1). 投与してから2-3 週後の早い時期から症状が出現することもあるが,2-3 サイクル後(4-9 週後)に出現するのが一般的である.皮膚障害は予防と早期介入が重要である.体幹部,前腕部に症状は出現しやすい.症状が軽度で局所に限局している場合には治療は簡易であり,無治療経過観察のみで問題ないことも多い.まれにではあるが体表面性30%以上にわたるような副作用やSteven-Johnson 症候群や中毒性皮膚壊死症(Toxic Epidermal Necrosis:TEN)などの重症例も報告されている2).
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/content/article/1342-0569/23070/663