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SSRI、SNRIの登場で不安障害治療ストラテジーがどう変化したか?
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JPY
Abstract
長らく不安の治療はbenzodiazepine系抗不安薬の独壇場であった。1980年にアメリカ精神医学会の精神障害の診断・統計マニュアル第3版(DSM―III)が不安障害を定義・分類したことと,抗うつ薬として登場した選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)がいずれの不安障害にも有効なことが明らかになったことから,“不安”の治療ではなく,“不安障害”の薬物療法が始まった。ここ10年間での不安障害の薬物療法の変化は,エビデンスに基づいたガイドラインでは,benzodiazepine系抗不安薬による不安の治療から,SSRIによる不安障害の治療への変化ということができる。しかし,臨床の現場では,SSRIが次第に使用されるようになってきたにもかかわらず,依然としてbenzodiazepine系抗不安薬が活躍している。 Key words :anxiety disorder, benzodiazepine, drug treatment, SNRI, SSRI
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/content/article/1343-3474/11010/61