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Fluvoxamineの臨床用法用量に関する考察―Fluvoxamineの脳内セロトニントランスポーター占有率および薬物動態シミュレーションからの提案―
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JPY
Abstract
Fluvoxamineなどの抗うつ薬は,投与初期の有害事象を回避するため低用量から投与を開始し,臨床用量まで漸増する用法が用いられている。うつ病の薬物療法の原則は十分量の抗うつ薬を十分期間用いることとされており,不十分な用量での治療継続はうつ病の遷延化につながると考えられている。しかし,薬物応答や症状の程度の個人差が大きく,症状改善の程度を客観的・定量的に把握しにくい疾患特徴から,抗うつ薬の臨床用量は主観的判断に頼らざるを得ない状況にあった。近年,PETなどの画像診断による各種受容体およびトランスポーターに対する抗うつ薬の結合が定量的に評価され,抗うつ薬の脳内セロトニントランスポーター占有率と臨床効果との関係が議論されている。これらを踏まえ,本稿では脳内セロトニントランスポーター占有率を客観的指標としたfluvoxamineの抗うつ効果発現のための臨床用法用量について考察した。 Key words :fluvoxamine, SSRI, serotonin transporter, occupancy, simulation
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/content/article/1343-3474/11060/1169