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スーパー救急におけるaripiprazoleの使用経験
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JPY
Abstract
"統合失調症の急性増悪にてスーパー救急病棟に入院し,aripiprazoleの投与にて軽快,退院に至った3症例を報告した。症例1および症例2では入院時よりaripiprazoleの投与を行った。症例3では入院時は服薬が不可能であったため当初はhaloperidolの点滴を行い,服薬が可能となった時点でaripiprazoleの内服に切り替えた。3症例とも,敵意,攻撃性等の興奮状態を呈したため,これらの症状に対してaripiprazoleと併用して抗不安薬,気分安定薬の投与を行い,上記症状は軽快した。統合失調症の急性期治療においてaripiprazoleを適切に使用するためには,補助薬による適切な鎮静,十分な観察期間,注意深い観察が必要であり,従来の抗精神病薬の多剤併用・大量投与による鎮静主体の治療法とは異なる意識が必要であると考えられた。補助薬を一時的に併用する短期的なデメリットと鎮静作用の少ない薬剤を使用する長期的なメリットの比較は今後の検討課題と考えられた。
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/content/article/1343-3474/13020/389