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双極性障害の治療ガイドライン、アルゴリズムからみた抗うつ薬の位置づけ
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JPY
Abstract
本稿では、双極性障害の代表的な治療指針における推奨内容と抗うつ薬使用の位置づけについて紹介した。双極性うつ病に対する抗うつ薬の使用について、治療指針により選択順位に多少の相違はあるが、抗うつ薬は気分安定薬(非定型抗精神病薬を含む)との併用で使用するという基本原則は一致していた。併用療法に用いる抗うつ薬の選択順位は、躁転や病相の不安定化のリスクが低いというエビデンスの順に、(1)SSRI、(2)SNRI、(3)mirtazapineなどのより新しい抗うつ薬、となった。しかし、これらの抗うつ薬と気分安定薬との併用療法の効果についてエビデンスは十分とはいえない。一方で、抗うつ薬の単独使用はすべての治療指針で推奨していない。推奨内容のアップデートは重要で、治療指針の作成者および団体は、長期にわたって計画的な妥当性の検証と改訂を繰り返すことが必要である。 Key words : practice guideline, treatment algorithm, bipolar disorder, antidepressants, mood stabilizer
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