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JPY
Abstract
SNRIはノルアドレナリンとセロトニンの再取り込み阻害能がほぼ等しい点が従来薬、SSRIと異なる薬理作用であり、これによる臨床効果に期待が寄せられる。SSRIとは効果に大きな違いがないとするメタ解析の結果もあるが、最近、わが国で市販されたduloxetineとSSRIとの比較では、duloxetineがHAMDの「仕事と活動」「精神運動抑制」「性的関心」「心気症」の4項目でSSRIよりも改善率が高く、逆にSSRIの方が改善率が高かったのは「中途覚醒」「早朝覚醒」の2項目であった。一方、各種ガイドラインあるいはアルゴリズムでは、SSRIとSNRIはほぼ同等に位置づけられ、いずれも第一選択薬とされている。しかし、最近の複数治療メタ解析の結果は、同じSSRI間、SNRI間でも有効性に差があることが報告され、同じSNRIでもvenlafaxineの方がduloxetineよりも有効性が高いとする報告もある。 Key words : SNRI, SSRI, duloxetine, venlafaxine, TMAP
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/content/article/1343-3474/13100/1883