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抗精神病薬内用液製剤の特性―Risperidone内用液を中心に―
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JPY
Abstract
Risperidone(RIS)やaripiprazoleの内用液(OS)は,今や統合失調症治療で欠くことのできない薬剤となっている。特にRISOSは,内用液特有の臨床的手応え感が多く報告され,内用液全体のイメージ形成にずいぶん影響を与えてきた。しかし,RIS錠との有効性比較研究でも薬理動態・力動研究でも,RISOSとRIS錠の違いは当初考えられていたものよりもかなり限定的で,あるとしてもクロスオーバー試験のように,同一個体で同一量を飲み比べたときに一部の個体で初めて明らかになる程度のものかもしれない。救急外来での使用のような単回使用後2時間程度の短期でのRISOSの力強い臨床的手応え感は,RIS錠よりも早い血漿中濃度の立ち上がりである程度説明可能かもしれないが,それもまだ予備的研究報告の段階である。RISOSの連続使用による有効性と安全性に関しては,RIS錠に比べてRISOSが有用であるとの報告もそれを否定する報告もある。そして有用性が優れているとしてもその薬理学的根拠は希薄なままである。 Key words : oral solution, prolactin, pharmacodynamics, pharmacokinetics, risperidone
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/content/article/1343-3474/14050/815