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アルツハイマー病とrivastigmine:国外における有効性
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JPY
Abstract
2011年6月に国内では4番目となるアルツハイマー病(AD)治療薬であるriva-stigmineの貼付剤であるイクセロンパッチRが発売になった。本薬はパーキンソン病を伴う認知症に対してアメリカでは適応を有する唯一の抗認知症薬でもある。本薬のカプセル剤については有効性と安全性がすでに確認されている。貼付剤を用いたIDEAL試験では,20cm2群(17.4mg/24h),10cm2群(9.5mg/24h),カプセル剤群(12mg)とプラセボ群の比較が行われた。カプセル剤は1日2回の投与,貼付剤は1日1回の貼付である。1053人を対象としたITT―LOCF解析では,2つの主要評価項目であるADAS―Cog.とADCS―CGICで10cm2群がプラセボ群に比べて有意に優れ,カプセル剤と同等であった。忍容性と安全性では,10cm2パッチ剤群とプラセボ群では有害事象の発現率には差が認められなかった。これらの結果は,10cm2パッチ剤の有効性と十分な忍容性かつ安全性を示している。特に,副次的評価項目の1つであるADCS―ADLで主要評価項目と同様の有効性を示す結果が得られていることの意義は大きい。 Key words : Alzheimer's disease, rivastigmine, transdermal patch, activities of daily living, cognition
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/content/article/1343-3474/14070/1161