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JPY
Abstract
ADHDの疾患概念は,これまで成人期の疾患概念とは一線を画し,幾多の変遷を経ながらも児童期の問題として扱われてきた。しかし近年になり,ADHDの症状は,変容しながらも成人期まで継続するという認識が一般的となりつつある。これは取りも直さず,ADHDが発達障害であると広く認知されてきたことに他ならない。成人期ADHDの治療薬として,atomoxetineが承認されたことを契機として,本邦でも成人期ADHDに対する関心が一層高まってきている。かかる状況において,成人期ADHDに対する薬物療法の適正化のためには,まずは適切に診断と評価を行い,薬物療法が必要か否かを慎重に判断することが肝要となる。本稿では,本邦において,現段階で成人期ADHDの診断,評価をどのように進めていくべきか概説し,合わせていかなる点に配慮すべきかについて考察した。 Key words : ADHD, adults, diagnosis
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