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JPY
Abstract
統合失調症患者は一般人口に比し,メタボリックシンドローム(MetS)の有病率が高く,統合失調症患者で心血管疾患による死亡率が高い一要因になっている。また,MetS関連の副作用は抗精神病薬自体によって惹起される身体リスクとしても注目されているが,日本の統合失調症入院患者では肥満とともに低体重の問題も指摘されており,こうした身体リスクの現状を把握するためには単に海外のエビデンスを流用することなく,人種差や入院・外来などの環境も考慮したうえで日本独自の詳細な検討が必要である。本稿では,統合失調症患者が抱える身体リスクの現状についてMetSと心血管リスクを中心に概説し,これらの身体リスクに対してどのように対応すべきか,日常モニタリングの重要性についても触れたい。 Key words : schizophrenia, antipsychotic, metabolic syndrome, cardiovascular disease
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/content/article/1343-3474/16050/653