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Aripiprazole内用液が効果的であった摂食障害の2例
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JPY
Abstract
Aripiprazole(APZ)内用液が効果的であった摂食障害の2例を報告した。症例1は21歳女性で神経性過食症の診断で,複数の病院での治療歴があった。過食嘔吐,顕著な気分変動,手首自傷などがあり,頻回の外来受診を繰り返していたが,APZ内用液6mlの投与により症状は安定した。症例2は30歳女性で神経性無食欲症にて他院より紹介となった。164cm,33kg,BMI 12.3kg/m2で無月経であり,やせ願望は強く,過度な運動を繰り返していた。AST/ALT 162/126(IU/l)と肝機能異常が認められたが,APZ内用液3mlの投与により,不安・焦燥が改善し,経口栄養剤を摂取できるようになった。半年後には体重は48kgまで増加した。飲み心地の良いAPZ内用液は,忍容性にも優れており,難治性の摂食障害例において有効な治療手段となりうる可能性が考えられた。 Key words : aripiprazole, eating disorder, bulimia nervosa, anorexia nervosa
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/content/article/1343-3474/16050/729