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睡眠障害,気分障害治療ガイドラインにおけるベンゾジアゼピン
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JPY
Abstract
ベンゾジアゼピン(benzodiazepine:BZ)系薬物は、幅広い診療科で処方される必須薬であるが、依存性が存在し、処方薬依存と乱用の問題が指摘されている。本稿では、気分障害と睡眠障害の治療ガイドラインにおけるBZの位置づけを確認した。この結果、BZは気分障害の薬物療法の第一選択ではなく、補助的な治療法として記載され、服用期間を短期間に限定するといった注意喚起が併記されている。睡眠障害の薬物療法においては、短時間作用型のBZとBZ受容体作動薬が薬物療法の第一選択であると記載されるが、非薬物療法を検討することが前置きされている。つまり、各ガイドラインとも、BZの有用性は認めつつも、問題点を指摘し、適正な使用を促している。臨床医はガイドラインの意図を汲み、適正な使用を心がけるべきである。 Key words : benzodiazepine, depression, bipolar disorder, sleep, insomnia, guidelines
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