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JPY
Abstract
2012年に発表された日本うつ病学会による中等症・重症うつ病治療ガイドラインと,海外におけるうつ病ガイドラインを,比較検討した。第一選択の抗うつ薬として,日本うつ病学会のガイドラインでは特定の推奨薬剤は挙げられていなかったが,海外のガイドラインでは,安全性や忍容性の観点から,選択的セロトニン再取り込み阻害薬などの新規抗うつ薬を推奨するものが多くみられた。それに加え,総じて患者の意向,過去の治療歴等を考慮し個別に総合的に判断し薬剤を検討するべきであるという記載が多くみられた。第一選択の抗うつ薬の効果が不十分であった場合の対応として,日本うつ病学会および海外のガイドラインで,同一クラス間でのスイッチングあるいは異なるクラスの抗うつ薬へのスイッチング,または増強療法が選択肢として挙げられていた。第一選択薬が無効であった場合には増強療法ではなくスイッチングを推奨しているガイドラインが多くみられた。 Key words : major depressive disorder, antidepressant, clinical guideline, algorithm
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/content/article/1343-3474/16070/991