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なぜあなたはclozapineを使う気にならないのか?――Clozapine治療の現状と課題
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JPY
Abstract
Clozapine(以下CLO)は治療抵抗性統合失調症の治療薬として有用な抗精神病薬である。欧米のガイドラインとアルゴリズムは全て,エビデンスに基づくCLO処方を推奨している。それらはいずれも抗精神病薬 2剤を適切な用量で適切な期間使用しても十分に反応しない場合は,3剤目にCLO治療を行うことを推奨している。本邦でもCLOは3剤目に使用可能である。しかし,実臨床でのCLO治療の普及は遅い。多くの精神科医がCLOの使用に消極的なのは,CLOに関する知識の不足と使用経験の不足が関連している。今回,海外でのCLO治療の現状とCLO 治療普及への取り組みについて紹介する。また,CLO治療に習熟すること,すなわちCLOの使用経験を積むことによって,入院日数の短縮が可能となった当院での経験を報告する。CLO治療普及のために,本邦の統合失調症薬物治療ガイドラインの登場を期待したい。CLO治療への医療経済的な誘導も必要である。 Key words : clozapine, treatment-resistant schizophrenia, clinical practice, guideline, use experience
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