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JPY
Abstract
1970 年代より高齢者気分障害の認知機能障害に関する指摘が多く報告されるよう になり,近年では高齢者気分障害の認知機能障害は病相期より存在し,適切な治療により 改善するものの寛解期においても障害を認めるといった点についてコンセンサスが得られ るようになった。高齢者気分障害では若年者気分障害と比較しても重度の認知機能障害を 認め,これらは寛解期にも認められる。さらに高齢発症の気分障害では若年発症のそれに 比べ認知機能がより障害されることを指摘した研究が多く報告されている。高齢者気分障 害における認知機能評価には交絡因子が多く存在するため,今後さらなるエビデンスの積 み重ねや,脳機能画像との関係を含めたより幅広い研究を行う必要があると思われる。 臨床精神薬理 22:31-35, 2019 Key words :: late life depression, over age bipolar disorder, cognitive function, early onset, late onset
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/content/article/1343-3474/22010/31