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JPY
Abstract
職域領域においては感情労働を中心とした様々な心理社会的ストレスがかかる。職 域領域における精神障害のうちもっとも頻度の高いものは抑うつ障害である。近年食習慣 と抑うつ障害,抑うつに関する様々な知見が報告されるようになってきている。ある特定 の食品や特定の栄養素,さらには日本食など伝統的な食習慣,健康的な食習慣が働く世代 において抑うつを予防する可能性が示唆されている。一方で,抑うつおよび食習慣は共に 多面的な様々な心理社会的な要因が関連し合っている。今後はこのような複雑さを考慮し た上での研究が必要であり,メンタルヘルスを改善するための有効な介入プログラムを 作っていくことが必要である。食習慣を改善することは,生活習慣病を予防することのみ ならず,職域領域メンタルヘルスの改善のために重要な役割を担う可能性がある。 臨床精神薬理 22:1079-1085, 2019 Key words :: nutrition, dietary pattern, depression, working place
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/content/article/1343-3474/22110/1079