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JPY
Abstract
EBMとは「強い根拠(エビデンス)」を基に,「臨床家の専門性(熟練,技能な ど) 」と「患者の希望・価値観」を考え合わせて,より良い医療を目指そうとするもので ある。エビデンスレベルの強い無作為化比較試験(RCT)を行うため厳しい選択を設け成 功させることが求められていることは理解できるが,この症例が実臨床の一部しか反映し ていないのは明らかである。この限られた対象群から得られたエビデンスをすべての患者 に当てはめられるのだろうか。そこで,近年リアルワールドデータを活用したリアルワー ルドエビデンスに注目が集まっている。リアルワールドデータには医師の好みなどのバイ アスが入り込みやすい一方,RCT対象群から外れた症例を含む。RCTとリアルワールド データは車の両輪のように相補的関係であることに留意し,これらの情報を臨床に生かし ていく必要がある。 臨床精神薬理 22:1147-1151, 2019 Key words :: real world data, real world evidence, clinical trials, RCT
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/content/article/1343-3474/22120/1147