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Blonanserinテープ製剤の薬物動態について
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JPY
Abstract
一般的に貼付剤は錠剤と比べ消化管吸収や肝臓での代謝による初回通過効果を受け ないため,バイオアベイラビリティを高く保つことができる。また,貼付剤は製剤から薬 物が徐々に放出されるように作られているため,薬物の血中濃度を一定に保つことによ り,長時間効果を一定に保つことができる。今回,blonanserinテープの薬物動態につい て概説する。Blonanserinは緩徐に吸収され,剥がせば速やかに体内から消退する。定常 状態では血中濃度の日内変動が少ないのが特徴である。貼付剤は抗精神病薬の中では錠 剤,注射製剤に続く,3番目の投与手段となる。薬物の経口摂取に抵抗があり,かつ,注 射に対する拒否感が強い患者にも第3の選択肢を提供できることは,我々医療者にとって も選択の幅が広がったと言える。 臨床精神薬理 23:249-254, 2020 Key words :: pharmacokinetics, blonanserin, patch, bioavilability
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/content/article/1343-3474/23030/249