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統合失調症維持期の抗精神病薬治療──各国のガイドラインと最新のエビデンス
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JPY
Abstract
統合失調症維持期の抗精神病薬治療については,継続,中止,間欠投与,減量/低用量といった 4 つの戦略が提唱されている。本稿では,各戦略について,世界各国の臨床ガイドライン・アルゴリズムにおける推奨や最新のエビデンスをまとめた。中止については,近年ガイドラインは初回エピソード患者を中心にこの戦略を受け入れる方向に傾いてきている。ただし,複数エピソードを経験している患者に対してはほとんど推奨されていない。間欠投与については,いずれのガイドラインも推奨していない。減量/低用量戦略についても,中止戦略と同様,ガイドラインは親和的になってきており,この戦略を完全に否定しているものはない。しかし,各戦略の具体的な使い分けや実施方法については明確な推奨もエビデンスもいまだ存在しない。このため,臨床家が個々の症例においてリスクとベネフィットについて検討を重ね,選択していく必要がある。 臨床精神薬理 24:673-682, 2021 Key words ::algorithms, antipsychotics, guidelines, maintenance, schizophrenia
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/content/article/1343-3474/24070/673