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多職種チーム医療による服薬アドヒアランス向上の可能性
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JPY
Abstract
"近年では共同意思決定(shared-decision making:SDM)による当事者と医療者による対話に基づく治療方針決定が,当事者にとって満足のいく治療に導き,結果としてアドヒアランスを向上させ,また当事者の価値観等のバックグラウンドを踏まえた上での治療方針はパーソナルリカバリーを促進する可能性も内包していることが議論されている。SDM の基盤にあるのは""対話""であり,対等な立場での当事者と医療者の""交わり""を必要とするが,統合失調症患者においては,その症状や状態によってラポールの形成が困難であり,""対話""が成立しない場面に遭遇することは実臨床において少なくないと思われる。本稿では SDM 導入に際し,多職種チーム(MDT)によるチーム医療が功を奏する可能性と MDT を運営していくために必要な事柄について述べていく。そして今後MDT によるチーム医療が一般に普及し,多くの当事者達が回復することを願っている。 臨床精神薬理 25:129-134, 2022 Key words ::SDM (shared-decision making), MDT (Multi Disciplinary Team), personal recovery"
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/content/article/1343-3474/25020/129