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精神科臨床における AI 活用の可能性と課題――薬物療法を含めて
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JPY
Abstract
人工知能技術(artificial intelligence:AI)の進展は著しく,医療分野においても AIを用いた研究は年々盛んになっており,製品化も進んでいる。我が国でもすでに複数の AIを用いて開発されたプログラム医療機器が承認され,実臨床で使用され始めている。診断および重症度評価に有用な客観的指標となるバイオマーカーに乏しい精神科領域においては,AI を活用することによる病態解明,診断支援,治療薬選択などへの期待は大きいが,未だその実用化には至っていない。目下行われている研究がスムーズに社会実装されていくためには,規制当局からの承認や,保険収載などの観点も含めて戦略的に取り組んでいくことが求められる。本稿では,我が国における医療における AI 活用の状況について確認しつつ,精神科臨床における実用化・普及に向けた課題について整理する。臨床精神薬理 26:235-244, 2023 Key words : artificial intelligence(AI), Software as a Medical Device(SaMD), machine learn ing, medical fee, ELSI
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/content/article/1343-3474/26030/235