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4ー4 先輩ナースが伝授! 泌尿器科の夜勤 こんなときどうする? 患者さんがテネスムス症状を訴えている!
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JPY
Abstract
このケースでは,前立腺切除により粘膜に炎症が起こってテネスムス症状が出現し,強い尿意切迫感のためがまんできず,ふらつきながらもトイレ歩行をしたと考えられます. テネスムス症状は,「尿しぶり」「膀胱テネスムス」ともいわれ,頻尿に尿意切迫感・下腹部痛・残尿感が出現した状態です.膀胱結石や膀胱炎,前立腺炎などの尿路感染においても浮腫・炎症が生じ,膀胱壁に刺激を与えることによってテネスムスが出現します(尿意切迫感は「急に起こる,抑えられないような尿意で,がまんすることが困難である」という訴えであり,単に「膀胱に尿が貯留し,長時間がまんしたために起こる尿意」とは違います).尿道留置カテーテルによる刺激でもテネスムス症状が出現します. それでは,テネスムス症状を起こした患者さんにはどのような観察・処置が必要なのかをみてみましょう.
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/content/article/1349-6549/14060/556