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不整脈治療をなぜ治療するのか? どのような不整脈を治療すべきか?
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JPY
Abstract
不整脈をなぜ,治療するのか.患者はもちろんのこと,医者も一緒になって不整脈というものは,その存在自体が異常であり,異常なものは治すべき,と思いがちである.それだけではない.心室性期外収縮を診ると,あたかもそれがきっかけとなって心室細動が誘発されるのでは,といった不安がわいてくる.特に突然死の発生が知られている病気を持つ患者では,心室性期外収縮が抹消されない限り,その不安はぬぐいきれないものとなる.こうして抗不整脈薬を投与することになるのだが,不整脈の発生原因を棚に上げておいて,ただ表現形としての不整脈だけを治すことが,そもそも可能なのか,またそれを人為的に行うことに無理はないのか.そしてそれが達成されれば,本当に予後は良くなるのだろうか.
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