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特発性心室性不整脈に対する治療−薬物療法とアブレーション−
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JPY
Abstract
欧米においては基礎心疾患(特に虚血性)を伴う心室頻拍(ventricular tachycardia ; VT)が多く,基礎心疾患を有さない特発性VT は比較的まれとされている.しかし,わが国を含む東アジア地域では特発性VT のほうがむしろ多く,臨床的に重要である.一般的に特発性VT の予後は良好であるが,失神,心不全などの症状を引き起こす可能性もあり,適切な治療が必要である.カテーテル・アブレーションの適応は基本的には薬剤治療の抵抗例であるが,持続性VT や症状が強い症例においては,その根治性からfirst line therapyの1 つとして考慮されるべきである.特発性VTはその起源,機序,アブレーション・アプローチ法に従って表1 のように分類されるが1),本稿ではそれぞれの心電図学的特徴,抗不整脈薬効果,カテーテル・アブレーションに関して図・動画を中心に解説する.
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/content/article/1881-3585/2020/50